上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった! 2021,5月号   NO,24

上緒方振興協議会だより              【上緒方振興協議会】

 

                                                         上緒方ふれあいセンター内

                                                               電話 45-2001

鮮やかな緑色の美しいこと。若い葉が芽吹いて育っていくこの季節は若い人たちもそれぞれ新しい出発の季節ですが、学生生活も社会人としての働き方も変化して苦労を強いられているようです。じっと我慢してこの厳しいコロナウィルスの試練を乗り越えていくしか方法はないのでしょうか。誰のせいでもなくこの禍は降ってきたようなもので、新種のウィルスに変貌してまだ禍をまき散らしています。ワクチンの接種が済んでも油断はできないと思われます。幸いなことに私たちのまわりには感染の危機はありません。これを維持していきたいものです。

上緒方振興協議会の新年度の役員が各部会の会議で決まっていきます

 

令和3年度の区長会のメンバーをご紹介します               

上冬原区

渡邉 英典

徳田区

山﨑 真一

開拓区

高橋 学

中野区

藤高 英樹

大石区

甲斐 浩

木野区

田口 恭一

冬原区

三代 寿幸

下徳田区

渡部 和男

柚木区

真部 直廣

上年野区

渡部 良二

                緒方公民館を利用しましょう

        支所と併設なので、出かけたついでに図書室で本を借りたり、バスを待つ間に

        図書室で本を読んだりできます。ゆったりとくつろいで静かに読書もいいですよ。

        学生は図書室の奥に学習用の机もありますから、いつでもどうぞ。

        サロンの開催にも、軽スポーツの用具をいろいろと借りることができます。

        今年度より指定管理の運営になりました。利用について変更はありませんの

        今までどおり利用下さい。また、入って公民館側のエントランスでもバスを待つ

 

        ことができます。お買い物につきあって時間をつぶすときにもぜひどうぞ。みんな

 

        の公民館を活用するのは住民のみなさんです!月曜日から金曜でオープしています。                  

 

             玄関の屋根が完成しまし

区長会長  真部 直廣                       雨の日も安心しておいで下さい。

副会長   山﨑 真一 

1年間よろしくお願いいたします。

                           コロナ騒動の1年が終わりまた、コロナの変異ウィルスという新たなやっかいものが    

                           心配の種をまき散らしています。令和3年度こそは、と思っていますが私たちの思い            5月度予定表                     が実現できますように祈るばかりです。外でできることをみんなで企画していきます。          6日(木)19:00~企画委員会              また1年間、よろしくお願いいたします。

7日(金)19:00~体育部会               

11日(火)ふれあいカフェ(1班)

13日(木)10:00~詩吟会

13日(木)19:00~区長会

23日(日)11:00~令和2年度定期総会  

 

 

 

 

 

                  

 

        上緒方振興協議会だより

 

            上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!    2021,6月号 NO,25

 

 

  

【上緒方振興協議会】

上緒方ふれあいセンター内

電話 45-2001

 

  コロナワクチンの予防接種がスタートしました。なかなか予約ができなくて困っていることを

 

 耳にします。電話回線が・・という話は都会のことと思っていたらわが町でも予約騒動が、と

 

 予想外でした。土曜日、日曜日も受付けているということなので、焦らずに連絡をして下さい。

 

    通常総会開催報告 

 

 令和2年度通常総会はコロナ感染予防を考慮し、昨年同様に少人数の規模で開催しました。

 

 新年度の役員体制を報告します。協力体制を強固にして上緒方振興協議会の発展に努めて参ります。

 

1年間よろしくお願いいたします。

役 職

名 前

備 考

地 区

会 長

堀 幸一郎

前区長会長

木野区

副会長

真部 直廣

区長会長

柚木区

副会長

倉原 喜義

企画委員長

下徳田区

副会長

安藤 純郎

前副会長

徳田区

福祉部会長

工藤 秀克

2

中野区

文化部会長

下田 健進

新任

下徳田区

体育部会長

藤高 英樹

留任

中野区

女性部会長

山﨑 摩利子

新任

徳田区

事務局

柳井 英治

前会長

上年野区

事務局

佐藤 啓史

市社協

徳田区

事務局

三代 香世子

地域支援員

徳田区

 

 総会会長退任あいさつ        柳井 英治

 

この度会長を退任するにあたり、皆様方に御礼を申し上げます。       6月の行事予定

 

2年前会長の役を拝命し、歴代の会長が種を蒔き水をやり、それ       6月の行事予定

 

を育てていくということを基本方針にして活動して参りました。       4日(金)19:00より 交通安全委員会

昨年はコロナ禍により思うように活動ができず残念でなりません      10日(木)10:00 詩吟会

 

振興協議会の活動をするうえで少子高齢化の影響は大きく、        14日(月)14:00∼ 書道教室

旧来の慣習とこれからの時代の在り方について試行錯誤の2年間      22日(火)14:00∼ 女性部三役会議

 

だったと思います。ここ上緒方は縄文時代からの歴史遺産があり      27日(日8:00 センター草刈り作業

 

付随して各地区の神社など文化遺産が多くあります。市外県外に        29日(火)19:00 女性部会        

住む同郷の方々に、ふるさとを訪ねるきっかけになる情報を発信

したいとホームページ開設をしました。また、桜プロジェクト 

として上緒方を桜でいっぱいにしようという企画をたちあげました。

継続し広げて行きたいと思います。引き続きよろしくお願いいた     

 

2年間皆様には大変お世話になり心より御礼申し上げます。新会長の

もと今後ともご支援をお願い申し上げます。の資料は各地区の公民館                                 

                   

 

 

上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!    2021,7月号 NO,26

 

   

上緒方振興協議会だより        【上緒方振興協議会】

上緒方ふれあいセンター内

電話 45-2001 

梅雨の季節で、水田の風にそよぐ早苗をながめると日本の原風景という言葉がいつも浮かんできます。

何年も守られてきた技術は大切だと心から思う季節です。この水田を守ることが水害の抑止力にもなり

 

土地を健全に維持して川を守り、海を守ることにも繋がっているのだと考えるとき、農業従事者の力は

 

どれほど大きいかと気づかされます。今年も大きな自然災害が無いようにと祈るばかりです。おいしい

 

お米を期待しています。 

 

 

 

                        <ツバメと私>

 毎年センターにはツバメが渡って来る。今年もまた幸運をおみやげにやって来た。巣立ち間近となったところへ思いがけず嫌なやつが来た。大きな青大将か、シマヘビか、区別がつかない。舌をペロペロだす姿におじけづく、どころか勇敢にも棒で一発!当たったかどうかわからないが、死骸もない。また来るかもしれない。が、ツバメは順調に育って巣立ち安堵したところである。来年もまた戻っておいで。

 

 

            今年もありがとうございました!

 

ぐんぐん伸びたグラウンドやセンター周辺の草刈り作業に尽力をいただいてありがとうございました。おかげさまですっきりしました。気持ちよくグラウンドゴルフ大会も開催できると思います当日都合のつかなかった区長さんが前日に草刈りをして下さったりと、忙しい中を皆さんが汗を流して協力を惜しまない姿はいつも頭が下がります。

 

上緒方の力というものがこのことでもよく表れているのかもしれません。いいね!上緒方。

 

   7月の行事予定                3月に植樹した桜のようす

 

1日(木)19:00~運営委員会           2年度の役員精鋭が取り組んだ桜の苗木植えは、皆さんご存じだと思います。早くも

4日(日)8:30~グラウンドゴルフ大会        3本枯れています。植えた役員は誰一人心配していないようです。自分の庭に植えた

8日(木)10:00~詩吟会              木は大切にするだろうのに、これは困ったこと。新役員の皆さんに期待しよう。

     19:00~区長会                       100本桜の木植樹プロジェクトに頑張りましょう。

 

9日(金)19:00~交通安全協会会議                            以上 役員のボヤキ でした。

 

12日(月)14:00~書道教室

 

13日(火)9:00~ふれあいカフェ(1班)             おことわり

26日(月)14:00~書道教室              スマイルボーリング大会は今年も中止とします。

                              7月22,23日は祝日となっておりますので

                              休館日になります。ご確認ください。

 

 

 

 

 

 

 

             上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!    2021,8月号 NO,27

      

        上緒方振興協議会だより                 

                                                                     【上緒方振興協議会】

                                                                    上緒方ふれあいセンター内

                                                                    電話 45-2001

梅雨明け宣言で、また暑い日がやってきます。毎年のことで熱帯地方のような気候にも身体が慣れてきたかもしれませんが、熱中症対策は万全でお過ごし下さい。水分はまめに飲むようにして、喉が乾いたなと自覚する前に体にいれてあげます。倒れないように気を付けて頭痛がする、めまいがする時は危険信号です。マスク着用は暑さを考慮しながら対応して下さい。酷暑を元気に乗り切りましょう

 

               第19回上緒方グラウンドゴルフ大会開催

 今回の大会は長谷川振興協議会に招待参加をお願いしました。初めての企画にもかかわらず2チームの参加を快諾、更に審判役にも協力していただきました。今後も様々な合同企画ができればいいと願っています。共に過疎に悩む地区として協力して地域の活性化を図りたいものです。高千穂線の拡幅工事が終了したらこれまで以上の交流事業ができるだろうと期待しています。

 

             グラウンドゴルフ大会観戦記        会長 堀幸一郎

今回19回の大会となりました。前日まで梅雨前線の影響で開催が危ぶまれましたが、前日準備に水溜りを搔き均し、当日早朝から砂を入れたりと体育部会の尽力で実施が可能になりました。雨の心配もなく終了まで本当に安堵いたしました。本大会でホールインワン達成者は20名でした。雨のためコンディションが悪かったとはいえ、女性の活躍には目を見張るものがあります。特に上年野区の女性は2ホールインワンの2人、また夫婦揃ってのホールインワン達成などなど女性のパワーを感じました。今回特別参加の長谷川チームでは振興協議会会長の宗順一さんと元長谷川郵便局長の工藤保夫さんがホールインワン達成をされました。次回もぜひ参加をしていただきたいと期待しております。

大会の成功の裏では体育部会の皆さんが各地区のチーム作りから準備にと頑張ってくれています。特別、

今回は長谷川のチームを招待するということで、藤高部長は前日にグラウンド整備を佐藤啓史さんに手伝ってもらい、さらに翌朝は6時前から砂を入れてならしてくれました。毎回のことですが、グラウンドゴルフクラブの協力もあって会長の山﨑壽成さんが成績表などを前もって作成してくれています。皆さんの

おかげでつつがなく大会が運営できたことに対して本当に感謝申し上げます。

                 グラウンドゴルフ大会成績 

優勝 中野Aチーム   準優勝 徳田Bチーム  第3位 開拓チーム

個人賞  優勝  柳井洋子(上年野区)   準優勝  山﨑壽成(中野区)

ホールインワン達成者(敬称略)  20名

 

渡辺富美子(上冬原)

板井 和浩(木野)

佐藤 カズ子(中野)

柳井 ヒサコ(上年野)

倉原 光代(下徳田)

久保 ユキ子(冬原)

菊地 紀雄(徳田)

三代 久夫(冬原)

山﨑 壽成(中野)

柳井 靖(上年野)

野上 辰美(中野)

真部 直廣(柚木)

深田 操(木野)

安藤 恵子(徳田)

村田 幸子(開拓)

宗 順一(長谷川)

工藤 米子(中野)

大畠 圭史(上年野)

柳井 洋子(上年野)

工藤 保夫(長谷川)

 

 

 

            郷土を知ろう~上緒方歴史散歩~

 私たちの住む10地区で構成された上緒方は思ったよりずっと歴史は古いものです。それを少しづつ解き明かしていきましょう。

 昔から上3区と言われる大石・中野・木野は歴史が古く縄文時代から人々の生活痕があります。昭和33年から41年までの大石遺跡発掘調査が実施され、今から3,000年~2,500年前の縄文晩期の遺跡が発見されたことで分かった事実です。私たちが学校で習った縄文時代とは、狩猟を中心とした不定住で未開の野蛮人が暮らしていたという内容でした。しかし現在では、今から13,000年~2,300年前までの長い間縄文時代は続き日本人の基層文化を作ったのであるという認識になっています。

 特に大石遺跡の発掘で重要なことは、縄文時代晩期には農耕が行われていたという論説が唱えられたことで、山岳地帯のこの地域で早くから定住生活が始まり、焼き畑農業などが行われていたと考えられるわけです。また、中野の豊明神社の傍にも遺跡があり、これは大石遺跡よりもさらに

古い時代のものだそうです。この10,000年もの間日本の人口は多い時で26万人であったが、大石遺跡が栄えた晩期には、急速な寒冷化により7万人くらいまで減少したそうです。

 この大石遺跡発掘で出土した勾玉・管玉・土偶・石棒・石剣などの発見は、これらが縄文時代に出土した例が極めて少ないものであることからも重要性が考えられます。しかもこれらの品々は祭祀・呪術などの特殊な行為の際に使用されるものである事から、この遺跡は重要性が増すだろう

と思います。大石地区にはそれに続く弥生時代遺跡、古墳時代遺跡が発見されています。大石遺跡が栄えた時代、九州では7,300年前の喜界アカホヤ大噴火で人口は少なくなっていた時期に、九州の内陸部にこれほどの文化を持った人々がどこから来たのか、大変興味深いところです。遺跡発掘現場から道路を隔てた畑に立つと俵石が見えます。3,000年前にもこの大石の縄文人が眺めていたであろうと思うと感慨深いものがあります。北海道・北東北の縄文文化遺産が世界遺産に登録されるということです。縄文時代ブーム到来ですが、我が大石遺跡が再び脚光を浴びる時が来ることを祈っております。

 柳井英治 取材  

       8月の行事予定

3日(火)19:00~ 三役会

9日(月)14:00~ 書道教室

17日(火) 9:30~ ふれあいカフェ(2班)

19日(木)10:00~ 詩吟会

23日(月)14:00~ 書道教室

 

                                                                    

   

            緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!   2021,9月号 NO,28

 上緒方振興協 議会だより     上緒方振興協議会】

                                                                 上緒方ふれあいセンター内    電話 45-2001

混乱の中で開催されたオリンピック、パラリンピック。選手が感染して重大なことにならないようにと祈るばかりでした。みなさんはどんな感想を持ったでしょうか。新旧交代の競技もたくさんあり、次世代への期待も大きいスポーツ界だったように感じます。高校野球も無事に開催されて、昨年の涙の卒業生たちは自分たちの分も頑張れとエールを送ったことでしょう。皆さんも同じような思いでご覧になったことでしょうね。気が付けば秋の気配。実りの秋の忙しい季節になります。

                    コロナワクチン接種は進んでいます!

 

 高齢者がほぼ終了して次世代の皆さんが接種に行っています。海外のニュースではマスクを外してコンサートやレストランで食事という光景を見ましたが、次々に強力な新型ウィルスの蔓延で、ワクチンを接種したらおいしいものを食べに行こうと、楽しみにしていたのも束の間。マスクは外せませんという状況。がっかりした人は多いでしょう。「ワクチン接種が済んだから」なんてまだまだ安心してはいられません。私ぐらいは大丈夫などと安易な考えで今、動くのは止めましょう。あなたの生命と家族の生命にまで影響があります。明けない夜はない。明るい明日を信じて待ちましょう。

 

 

                  神楽台をいただきます。

 

清川公民館より、不要になったけれど立派な神楽台を譲り受けることになりました。天気の良い日に運搬を考えています。これまではご厚意で地区の所有の台を貸していただいていましたが、次回より移動の労力は少なくなります。この神楽台をお披露目する行事が何かできないだろうかと考えています。

 

皆さんのアイデアをお待ちしています。

 

緒方振興協議会と関連する組織の名簿                    9月の行事予定

 

上緒方振興協議会 会長   堀 幸一郎   事務局 柳井 英治         9日(木)10:00~ 詩吟会

         副会長  安藤 純郎   事務局 佐藤 啓史        9日(木)1900~区長会          

         副会長  倉原 喜義   事務局 三代 香代子      13日(月)1400書道教室

         副会長  真部 直廣   サポーセンター「ふれあい」   14日(火)930ふれあいカフェ8月予定の2班参加)

         文化部長 下田 健進   代表 山崎 壽成            1班は1026日予定です 

         福祉部長 工藤 秀克   交通安全協会上緒方分会     27日(月)14:00書道教室

         体育部長 藤高 英樹   分会長 堀 幸一郎

         女性部長 山崎 摩利子

               監事    佐藤  恵

          監事   工藤 和代                   下半期も頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

        郷土を知ろう~上緒方歴史散歩~その2

 前回取り上げた大石、中野・木野地区では歴史上大きな問題が2回起きています。その1回目

は豊薩戦争です。天正14年(1586年)の10月、島津義弘軍37,000が肥後から神原城

に入り22日その1支隊、北郷忠虎、北郷三久が烏岳城を攻撃し城将“堀相模守入道紹中”が討死

しています。この戦いにより豊明神社など3地区の神社仏が全て消失してしまいました。敗走する

“堀相模守”はその時高黍につまづき打ち取られたと言われています。それ以後一統は高黍を栽培

しないようになったそうです。また、豊明神社の神官“源顕貞”はその際討死しましたが、妻が

兵火の中から神体宮記を取り出して奥深い山に身を隠して守り、戦乱が終わった後に元の宮に豊明

八幡を建立しました。一方で烏岳に籠城していて他国(日向)に売られた住民は後にお金を払って取り戻されたそうです。消失した神社は大石地区では再建されたもののお寺は再建されなかったそうです。豊明神社の神官は代々、京都白川家より派遣されていましたが、江戸時代になり、白川家の没落とともに派遣されていた神官が来なくなったということです。

 2回目の大問題というのが昭和28年から30年にかけての町村合併でした。3地区の住民が

緒方派と竹田派とに二分され紛糾する事態となり、賛否を決める住民投票が行われることになりました。各区では夜になるとかがり火が焚かれお互いを見張り、行政の仲介も無視して区民同士が敵対するという状況でした。投票当日は多くの警察官が警備に当たったそうです。その間は区民全員の会合は一切なく、共有林の手入れもされないという状況だったそうです。大石地区では昭和33年当時の大石消防団の口入りで区民全員が会して新区長の選任が行われ、この問題が解決したということです。中野・木野地区もおそらく同様に解決したものと推測されますが、具体的な事柄は記録に残されていません。しかし、しばらくは混乱が続いたようです。

 歴史的に見てみると、江戸時代は大石・中野・木野は太田組に属していました。途中から大石は

倉木組に変更されています。昭和の町村合併当時、太田組が属していた入田村が竹田市になるということで、このような大きな問題が発生したものと思われます。ちなみに他の6地区は冬原組でしたから、問題は起きていません。この時清川村地区では、三重と緒方での取り合いになり、ひとつ

の区が二分される大変な問題が発生したと伝えられています。

                            柳井英治 取材

 

 

8月号の内容に訂正箇所がありました。

 

                        お詫びして訂正させていただきます。

                        グラウンドゴルフ大会のホールインワン達成者

                        渡辺富美子さんを渡辺 富江さんに訂正下さい。

 

 

 

        

 

 

上緒方振興協議会だより                                      

上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!         2021,10月号 NO,29

 

 

                          

                                                    【上緒方振興協議会】    

  上緒方ふれあいセンター内                                                    

                                                電話 45-2001

 

 

 秋晴れのさわやかな空を見上げて、楽しい時間を作り出していきたいものです。すでに皆さまは

 

仕事にも趣味にも充実した生活を送っていることでしょう。行事が中止になることが続いていますが、

 

再開できる時まで振興協議会は工夫してそれぞれの分野で継続の道をつなげていきたいと計画してい

 

ます。

 

下半期の行事のお知らせ

 9月実施の運営委員会で協議しましたので、お知らせいたします。

 ワクチン接種が進んだところですが、さらに強い感染力を持った新型ウィルスの蔓延が

心配されています。対岸の火事と安易に考えられない状況です。陸の孤島というわけでは

ありませんので、多人数での集会行事を中止することにしました。以下の行事を中止します。

 10月 ふれあい交流会(緒方小学校2年生との交流事業)

 11月 ふるさと芸能まつり   ソフトボール大会

2月 ゲートボール大会 

ふれあいカフェについては、状況を見ながら開催の時期を決める予定にしています。

皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

 

         

 

 

11日(月)書道教室

14日(木)詩吟会

23日(土)巣石山登山道草刈り作業

23日(土)福祉部芋ツル切り作業

24日(日)環境整備作業

  グラウンド周辺センター周辺

  白楊記念館の草刈り作業

25日(月)書道教室

 

 

 

 

                            

 

文化祭作品展開催予定

 

 期間 1126日(金)から124日(土)まで

 

 皆さんの力作を募集いたします。

 

 詳細は次回お知らせいたしますので、作品を考えて

 

おいて下さい。

 

 昨年 内外の多くの方に見ていただき好評でした。

 

巣石山登山参加募集

 運動不足で足腰が弱ったかも・・という方もどうぞ!

今年も緒方公民館の放課後チャレンジ教室と合同で企画しました。ご一緒に子どもたちとにぎやかに登りましょう。

日時 1030日 土曜日 9:00巣石山登山口集合

持参するもの:各自 水筒など

下山後解散予定

雨天中止

 申し込みはふれあいセンターへ 45-2001

 

 

 

 

収穫に忙しい季節になります。ほっとする時間には本を読みませんか。「居眠り磐音 江戸双紙」が揃っています。時代小説をどうぞ。

 

                             

 

                           

        郷土を知ろう~上緒方歴史散歩~その3

 今回は上緒方の初等教育の歴史について調べてみました。

 江戸時代の教育は一般的には武士は藩校、庶民は寺子屋で行われていました。上緒方地区での

教育の根源は定かではありませんが、口伝えによると各地区に庄屋があり、そこで一般農家の子弟

は希望により盆、正月など農閑期に「読み書きそろばん」の大意と躾が教えられていたそうです。

当時の政治は「知らしむべからず寄らしむべし」という方針で庄屋以上の知識は必要ないとされていました。庶民もそれを自認していたので、有能な人材も埋もれたままに一生を終えたことでしょう。幕末当時日本の識字率は世界一でした。武士階級は100パーセント、一般男性では50パーセント以上だったといわれています。あくまで男性のみの数字です。

 新政府は明治5年に学校令を発布しました。上緒方地区では明治78月に冬原大里(大庄屋)

衛藤一衛宅に小学校校舎が置かれました。江戸時代は庄屋が教師役でしたが、この時はよそから招いた教師によって授業が開始されています。当時は栗生区も学区として含まれていました。当時の

小学校は、年齢は不問、出席日数は不問、農繁期ともなればほとんど出席者はいないという状況が

普通で、江戸時代の寺子屋の延長のような小学校でした。明治9年春に学区が2分され、木野、

中野、大石を1区とし中野学校、その他の区は2区として下徳田に冬原学校を建設しました。生徒の出席状況や教育内容は改善されましたが、教師の給料は捻出できないような時代でした。冬原

学校では8090名を2名の教師が担当し、中野学校では4050名を1名の教師が担当していました。現在では30人学級をめざして、と言われていることを考えると大勢の生徒を教育する現場

はさぞかし大変だったことでしょう。

 明治20年、中野学校と冬原学校が合併されて徳田簡易学校が設立されました。同年上緒方村が

誕生して、学校建設資金はすべて寄付によって建設されたそうです。当時は月謝が必要なことから

就学率は高くなかったようです。明治25年簡易学校を改め上緒方尋常小学校となりました。また、

明治35年大石に分教場が設置されて、2年生までの生徒が通学したということです。幼い生徒の

ために近くで教育をとの配慮だったのでしょう。これは昭和9年まで続けられたそうです。

年表で小学校教育の変遷を見てください。

明治41

義務教育が延長され、生徒が増えたために翌年上緒方尋常高等小学校設立する

尋常科6学級、高等科1学級で7学級の構成

大正3

補習科を廃止後、農業補修学校を併設する

昭和10

大石分教場を廃止とともに上緒方青年学校が発足

昭和13

柚木字梅木に上緒方青年学校の新校舎を設立

昭和16

戦争の影響から上緒方国民学校と改称される

昭和22

戦後4月学制改革により6・3制の上緒方村立上緒方小学校となる

昭和30

緒方町合併により緒方町立上緒方小学校と改称

平成20

市町村合併後の豊後大野市立上緒方小学校は緒方小学校に統合されて、136年の歴史に幕を下ろすことになる。

時代の移り変わりとともに教育のあり方はさまざまに変わっていきます。注目すべきは、明治20年の学校建設に関してすべて寄付金で賄ったということです。当時の人々の教育に関する熱意が

高かったのでしょう。地域をつくる人材を育てることの意義を深く理解していたのだろうと思われます。古代より上緒方地区に住む住民に受け継がれてきたものがここに見えるでしょうか。

私たちは歴史の流れの一部として今ここにある意義を感じ取り、守っていきたいものです。

 次回は豊明神社考です。                 取材  柳井英治

 

                                           

                                                                       

 上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!    2021,11月号 NO,30

 

上緒方振興協議会だより

 

 

 

【上緒方振興協議会】

上緒方ふれあいセンター内

電話 45-2001

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  急に冬支度をする中で、秋を満喫しないままだったような、何か忘れ物をしたような気分に

 

なっていませんか。紅葉も夏日にさらされて色づく間がなかったのか、山々に色が見えません。

 

そんな今年の秋模様ですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収穫が終わり、今年の米の収穫量は上々だと聞いています。恵みの秋。

 

   第2回かみおがた文化祭 11月26日(金)~12月4日(土)

前回お知らせしました、かみおがた文化祭をふれあいセンターのホールで今年も開催します。

上緒方にまつわる展示を考えて計画しています。昨年同様、多数の人にご覧いただけますように

願っています。マスク着用でお越しください。お待ちしております。平日は午前9時から午後5

  まで会館します。月曜・水曜日も会館します。最終日の12月4日(土)は午後3時までです。

 

ふれあいカフェのお知らせ

 コロナ対策をした状況で、開催をしたい

と思いますので、ご参加ください。11

は2班の参加です。12月は1班の予定で

す。よろしくお願いします。

 内容については変更が続きましたので、

調整中です。女性部会の皆さまよろしくお願いします。

119日・1214日(火)930開始

 

 

                             

福祉部会 サロン交流会開催

 コロナ対策で、いきいきサロンを実施するのに

苦労されていることと思います。毎年実施している

サロン交流会ができない状況でしたが、今年は各地区の

サロンの役員に集まってもらいました。緒方公民館の

軽スポーツのいろいろな道具を体験して、今後の活動に

利用できるように軽スポーツ体験会を実施しました。

緒方公民館の担当者、玉田さんの指導で5種目を体験

しました。18名の参加で楽しく体験できました。

    11月の予定表

4日(木)文化祭準備委員会1400

5日(金)三役会 1830

8日(月)書道教室 1400

9日(火)ふれあいカフェ930

11日(木)詩吟会1000

11日(木)区長会 1900

22日(月)書道教室1400

25日(木)文化祭準備設営900

26日(金)文化祭開会900

終始お世話をしてくれた部長さん、大変お疲れ様でした。

 

郷土を知ろう~上緒方歴史散歩~その4

今回は豊明八幡神社について調べてきました。

 日本の神社は20万とも30万とも存在すると言われています。はるか縄文時代の昔から祈り

の世界が伝えられ日本人の精神構造が作られてきたと考えられています。日本各地にはそれぞれ

様々な神々がまつられ、それぞれの地域に祭りがあり古来より脈々と伝承されています。

 我が町も同様です。上緒方地区で最も古い豊明八幡社について上緒方村村誌について書かれて

いるものをお知らせします。「神功皇后が三韓征伐(朝鮮半島の新羅出兵を行い、広い地域を服属

下においたといわれる戦争をさす)を行った時、豊明八幡社の場所にあった池のほとりに仮殿を

建て皇居とし、四皇子ヶ峰(傾山)に登って天の神に祈りを捧げた。すると 三韓平定が叶った

ので、出兵先から帰った時この場所を開運の宮と名付けられた。その後、仁徳天皇の時代326年

豊明社と名付けられた。まだ神功皇后が皇居としていた頃に弓を引いて神道を清め、甲冑の的を

射たという言い伝えがあった。これは例年旧正月初卯の日に、暁の空にむかって弓を引く行事や

祭りにつながっている。また11月祭では祭日の前夜甘酒を作り、必ずお供えをして後に村民一同

で甘酒をいただくという行事を行っていた。神功皇后が豊明神社のある場所に宮(皇居)を建てた

際に、一晩のうちに酒を作り諸神に献上をしたという言い伝えを起源としたものである。

 

また、牛車用の牛を野原で飼っていた事から牛ケ迫という地名になった。    つづく

 

 

上緒方に生まれて良かった!上緒方に住んでいて良かった!  2021,12月号 NO,31

上緒方振興協議会だより

 

 

【上緒方振興協議会】

上緒方ふれあいセンター内

電話 45-2001

 

 

 

 

 

 

 センター前の広場の銀杏の木も秋の終わりを告げるように黄色の葉を落としていきます。風に

乗って陽光を浴びながらきらきらと舞っています。少し落ち着いたコロナの状況ですが、油断は

できないようです。インフルエンザの予防接種もして万全の体制で年末年始を迎えることになり

そうです。穏やかな年末年始を心から願いたいと思います。              

 **1121日 日曜日****

地区のグラウンドゴルフ大会が行われました。                       

好天に恵まれて午前中は徳田区が、午後は

柚木区がグラウンドゴルフ大会で集まりました。

お久しぶり!という挨拶が多いのが、いかに

普段の生活から皆で集まる機会がなくなって

いるかを実感させられることでした。

 「和気あいあい」笑顔とおしゃべりの貴重な

時間を過ごされたようでした。

 

ふれあいカフェの案内

1214()のカフェは

1班の参加で実施しますので、ご参加をお待ちしています。内容は準備中です。

楽しみにしていて下さい。

女性部のスタッフの皆さん

よろしくお願いいたします。 

 

 

 大会のお楽しみの景品もどちらも超豪華でしたよ

 

 

 

ユーチューブ(YouTube)っち

 知っちょる?

インターネットの接続をしている方は

ご存知の事と思いますが、上緒方の情報を

柚木の渡部順子さんが発信しています。

YouTubeチャンネル「とよたまさんぽ」                        

12月の行事予定

1日~4日(土)文化祭展示中

 

で米山体育館・徳田白楊記念館をれました

ので、遠くに住んでいる人に教えてあげて下

さい。すでに見た人もいると思いますが、

懐かしいと感じる人が多いかもしれません。

ご紹介します。